治療と脱毛・発毛

薬の副作用で脱毛する場合でも、投与後すぐに脱毛が始まるわけではありません。一般的には治療開始から最初の1週間~2週間は、人によっては髪が抜けやすくなったり頭皮がピリピリする事がありますが、殆ど変化はありません。ただしこれは一般論のため、人によっては薬を投与してから早い段階で体調に異変が出る場合もあります。副作用による脱毛が分かっていて、医療用ウィッグを利用したいと思っているなら、できれば治療開始前に医療用ウィッグを購入しましょう。

脱毛脱毛が始まるのは最初の薬の投与から10日~20日後で、その後約1カ月~1カ月半で殆どの毛が抜け落ちます。僅かに残った髪も3カ月後には全て抜け落ちている事が殆どです。脱毛が始まると頭皮に痒みが出る事があります。しかしかいてしまうと皮膚が傷つき、感染症を引き起こす場合もあります。頭部を冷やすなどの対応で痒みを和らげるようにします。気になってバリカンで剃ろうとする人もいますが、これも頭皮を傷つけるためおすすめできません。

脱毛が始まると日常生活の中でどんどん髪が抜けていくため、家中の床に髪の毛が散らばる事があります。コットンの帽子をかぶるようにすればその中に毛が抜けるので掃除が楽になります。医療用ウィッグが一番活躍するのはこの時期です。治療が終わってもすぐに髪が生え揃うわけではありませんから、まだ医療用ウィッグを装着して過ごします。発毛が始まるのは薬の投与が終わってから約3カ月後です。治療終了してから約1年でヘアカラーや白髪染めが可能になりますが、必ずパッチテストを行いましょう。